日増しに暑くなってきました。暑い日は「ざるそば」や「ざるうどん」が食べたくなりますよね!
そこで今回ご紹介するのは、福岡市博多区竹下にある製麺所「平和フーズ工業」が経営する『春月庵(しゅんげつあん)』です。
『春月庵』はうどん・そばが3玉まで同一価格の人気店です。常にお客さんが満員で、店内に入りきれないお客さんが店先で沢山待っています。
どぉ~もぉ~ポルです!ヽ(^o^)丿
目次
- 博多はうどん・そばの発祥の地 春月庵
- 春月庵 本店
- 中世博多うどん 春月庵
- 春月庵 メニュー
- 春月庵「ごぼ天ざるうどん」を食べた感想
- 春月庵「ざるそば」を食べた感想
- 春月庵「かしわごはん」を食べた感想
- まとめ
- 店舗情報
- アクセス
- おすすめの記事です!
まず、どうしても言っておきたい。博多はうどん・そばの発祥の地であるということを!
博多はうどん・そばの発祥の地 春月庵
皆さんご存知でしょうか?うどんとそばの発祥の地が博多であることを。
博多駅前に「承天寺」というお寺があります。このお寺は、今から770年前の鎌倉時代に「博多山笠」の創始者としても有名な「聖一国師」が開いた臨済宗のお寺です。
なんと!このお寺の境内には「饂飩蕎麦発祥之碑」が建っています。
聖一国師は、宋の時代である中国で修行し、臨済宗の教えと宋の文化を日本に持ち帰り伝えました。
この時に現在の製粉技術のベースとなる、粉挽きの技術、原点である麺の饂飩(うどん)が伝えられました。
博多は、歴史的にも饂飩、蕎麦との関係が深く麺の文化を世の中に普及させたスゴイ街なのです。
現在この承天寺の前には、『春月庵 承天寺前店』がオープンし、そちらもお客さんで賑わい繁盛しています。
春月庵 本店
JR竹下駅の前(美野島側)に『春月庵 本店』はあります。
営業時間が平日は11:00~16:00、土曜日は11:00~15:30と短く、日曜・祝日が定休日なので平日仕事をしている僕は、なかなか食べに行くタイミングがありません。
しかもお客さんが非常に多く、麺が無くなり次第終了なのでこれもまた行きづらい原因です。
お店の横には平和フーズ工業という製麺所があり、博多で最も歴史のある製麺所で明治23年に創業されています。
『春月庵』はこの歴史ある製麺所、平和フーズ工業が営むうどん店です。この製麺所でできたばかりの麺を一番おいしい状態で提供しています。
『春月庵』が提供しているうどんは、「中世博多うどん」と言われ普段食べているうどんとはかなり違います。
入店する前に知っていてほしいのですが、こちらのうどんとそばは、同じ釜でゆでているのでアレルギーのある方は食べないで下さい。(入口に貼り紙があります)
中世博多うどん 春月庵
『春月庵』が謳っている「中世博多うどん」の特徴は、厳選した小麦粉(九州産のチクゴイズミ)を使い、うどん麺に小麦胚芽やふすま(麦の薄皮)を加えていることです。
ミネラルやビタミン、食物繊維などを豊富に含んだ胚芽などを、自然に摂ることができる健康に良いうどん麺です。
古来の素朴感を追求しながら誕生した、新しい味のうどん、これが「中世博多うどん」です。
●春月庵の画期的な注文のシステム
春月庵では、注文の際に必ず聞かれることがあります。
それは麺の数! えっ?(゚д゚)!
注文の際に店員さんから「麺の数はどうされますか?」と聞かれます。どうしてか?というと、麺の数が1玉~3玉まで同じ料金だからです。
マジか…………。
すごいシステムですよね?春月庵は何と言っても製麺所が営むうどん店、沢山のお客さんに自慢の麺を食べてもらいたいのでしょう。
しかし注意することがあり、麺の追加はできませんのであしからず。あくまでも注文の際に1~3玉を注文してください。
では、メニューを紹介します(^-^)
春月庵 メニュー
冷たいメニュー
- ざる〈うどん:650円・そば:800円〉
- ごぼ天ざる〈うどん:800円・そば:950円〉
- えび天ざる〈うどん:1000円・そば:1150円〉
- おろしぶっかけ(夏季限定)〈うどん:800円・そば:950円〉
- 山芋ぶっかけ(夏季限定)〈うどん:800円・そば:950円〉
温かいメニュー
- かけ〈うどん:550円・そば:700円〉
- きつね〈うどん:630円・そば:780円〉
- わかめ〈うどん:630円・そば:780円〉
- とろろこんぶ〈うどん:630円・そば:780円〉
- 丸天〈うどん:700円・そば:850円〉
- ごぼ天〈うどん:700円・そば:800円〉
- 肉(冬季限定)〈うどん830円・そば980円〉
トッピング
- きつね:80円
- わかめ:80円
- 丸天:150円
- ごぼ天:150円
- えび天:350円
- かしわおにぎり:150円
価格はすべて税込み価格です。
これらのメニューの中から「ごぼ天ざるうどん(3玉)」、「ざるそば(3玉)」、「かしわおにぎり」を注文しました。
春月庵「ごぼ天ざるうどん」を食べた感想
なんと、はじめに到着したのは、ごぼ天でした。とりあえずつけるものが何もないのでそのまま放置です。
そばつゆがあれば食べられるのにー、早く来ないかなー。辺りをキョロキョロしていたらほどなくして、うどんとそばつゆが到着しました。
(゚д゚)!
とりあえずビックリ!すり鉢のように大きい器に盛り付けられてやってきました。
あれっ?麺に少し色がついています。「中世博多うどん」だから茶褐色なんですね!
そばつゆに備え付けのネギとワサビを全て投入!
つゆにうどんをつけツルツルとすすると、ものすごく冷たくてツルツルモチモチの食感。かなりコシもあります。
正直に言って、小麦粉の香りや味をこんなに感じることができるうどんを初めて食べました!(^-^)
「中世博多うどん」は商標登録もされているらしく、つくづく感心させられる美味しさでした。
うどんを食べることに夢中になり、ごぼ天を食べるのを忘れていましたwごぼ天はスティック状に切られたゴボウを天ぷらにしてあります。
ごぼ天は5本盛り付けてあり、さっそくつゆにつけて食べまてみました!衣はとてもサクサクしていて、ゴボウにも微かな甘みを感じ非常に美味しいごぼ天でした。
男性の僕は3玉でも食べれましたが、女性には3玉は多いかな?と思いました、そばよりもうどんの方が満腹感はあると思います。
春月庵「ざるそば」を食べた感想
ざるそばも同じく大きい器に盛り付けられやってきました。
そばをよく見ると、麺に細かいつぶつぶが沢山ねりこまれています。十割りそばではなさそうです。
そばはかためでコシあります。ツルツルと喉ごしが良く、口の中にそばの香りが広がります。
とても冷やされたそばが喉をとおるので、喉が冷たくなりそれがとても気持ちいい!つゆとの相性もバツグンで、つゆの味がそばの良さを引き立てています。
最後は食べ終わるタイミングで蕎麦湯を出してくれます。
春月庵「かしわごはん」を食べた感想
かしわごはんは、平らな角皿に1個のってきます。見た目は普通のかしわおにぎりで、大きさも普通です。
具のとり肉とゴボウにはしっかりと甘辛い味がついていて、ご飯は薄味。とても味のバランスが良く美味しい、ゴボウの香りがイイかしわおにぎりでした。
まとめ
『春月庵』はとても麺にこだわりを持った美味しいお店でした。お店のウリである麺の良さを知りたいなら、絶対!冷たいメニューを食べていただきたいです。
この日はとても暑い日で、お客さんは「ざるそば」を食べている方が多いようでしたが、このお店ではとりあえず「ざるうどん」を食べてほしい!
確かに暑い日の「ざるそば」はウマイ、それは分かるのですが「ざるそば」の美味しいお店は他にも沢山あります。
ですが『春月庵』の中世博多うどんは、唯一無二!ここでしか食べることができない絶品のうどんです。
機会があれば、ぜひ食べてみて下さい。
店舗情報
「中世博多うどん 春月庵」本店
【住所】福岡県博多区竹下1-9-12
【電話番号】092-431-1428
【営業時間】平日:11:00~16:00 、土曜日:11:00~15:30
【定休日】日曜、祝日
【駐車場】有り
アクセス
おすすめの記事です!
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