どん底から這い上がる人って、無条件に応援したくなりませんか?
僕は最近YouTubeで特定のアイドルグループ関連の動画ばかり見ています。
そりゃーもう目から血が出るんじゃないか?!ってほど真剣に………。(>_<)
妻からは「また若い女ばっかり見て」って注意されますが、ごめんごめんと言いながらまた見ます、そしてまた怒られます………そのように同じ罪を犯させる力があるのです! (゚д゚)!
どぉ~もぉ~ポルです! ヽ(^o^)丿
その生い立ちや経歴が悲惨だったり過激なほど、もちろん這い上がる力はたくさん必要になります。
その人が這い上がっている所やもがいている過程を目のあたりにすると、自分も感化され勇気づけられたり、元気になったり、気分が上がったりしますよね。
今回は皆さんに『ZOC』(ゾック)というアイドルグループを紹介して、そんな感情になってもらおうと思っています。
▼目次
ZOCを知ったきっかけ
最近よく見るユーチューバーに、ピアノの弾き語りをする「ゆゆうた」さんというユーチューバーがいるのですが、その方の動画を観ていたら一人カワイイ女性が出演していました。
その女性は「戦慄かなの」といって現役のアイドルグループ『ZOC』のメンバーで少年院に入っていたことを知りました!?
はっ? (゚д゚)?
うそやん?
なんで?………。
そこ、言っちゃうんだ~!
はじめて『ZOC』を知ったきっかけはここからでした、そしてネットで色んなことを調べました。
彼女たちがどういう人間で、どういう人生を歩んできたのか?どんな過ちを犯してきたのか?どういういきさつで、このグループが結成されたのか?などなど………。
そうこう調べているうちにすっかり『ZOC』の事が好きになり、応援したくなりました。
いいおっさんが何を言ってるのだ?と思うでしょうw
僕も内心、自分の事をキショイ!と思いましたが、今ではどうにでもなれ!と開き直っております。 ヽ(^o^)丿
ここからは彼女たちの魅力であるプロフィールや、グループ結成の秘話などを話していきたいと思います。
ZOCと大森靖子
大森靖子(おおもりせいこ)32歳
『ZOC』結成には切っても切れない大森靖子の存在があります。
大森靖子は自信を『ZOC』のプロデューサー兼メンバー兼同志を表す「共犯者」と位置付けています、もちろん他のメンバーの姉や母親のような存在でもあります。
中学、高校時代は周りから変人扱いをされクラスでは浮いた存在、武蔵野美術大学に入学するもなじめなかったと本人は言っており、そんな経験が『ZOC』を結成する原因にもなっているでしょう。
彼女自身は2006年から活動しているシンガーソングライターで個性派のミュージシャンです、月に一度の地道なライブ活動をして、ライブ中に目の前のオタクファンとキスをして伝説を作った。
本人はその時、ライブ中に一番美しいと思ってやった演出!みたいに言っていますが口コミで話題となり、2014年にavex traxと契約し活動しています。
楽曲の作詞作曲は本人が担当しており、シシド・カフカ、安倍なつみ、道重さゆみ、矢口真里などにも楽曲提供しています。
ZOC結成
大森靖子が「生ハムと焼うどん」というアイドルグループのメンバー西井万理那が活動休止をする際に、西井の為にアイドルグループを作る約束をしたのが始まりです。
当時大森自身が選考委員を務めるミスid(講談社が主催するアイドルオーディション)の目に留まった参加者に声をかけて2018年に結成しました。
メンバーのほとんどが何らかの問題を抱えていて、アイドルを諦めていた人たちを集めており、大森靖子に負けず劣らずの個性派集団となってます。
グループ名『ZOC』はゲーム用語の略語で「孤独を孤立させない」という意味だそうです。
大森靖子が色々な問題を抱えてアイドルを目指す少女たちを、ほっとけない気持ちからこの名前が付いたのでしょうか?
彼女の親心が垣間見えるグループ名ですよね。(^-^)
ZOC メンバー紹介
では、個性派というか問題児というかクセのあるメンバー5人の紹介をしていきます。
※メンバーの画像は全てインスタグラムからお借りしました
藍染カレン(あいぞめ かれん)22歳
手足が長くモデルのようなスタイル、歌やダンスも上手いです。
小さい頃からクラシックバレエを習っていたそうです。
幼少期より、歌って踊ることが好きで※ハロプロ オタク!
そんな彼女には壮絶ないじめによる2年間の引きこもり時代があります。
※ハロプロとはハロー!プロジェクトの略でアップフロントプロモーションという芸能事務所に所属する女性グループや女性タレントの総称です。
熊本で1人引きこもりながらハロプロのダンスをコピーしており「熊本のワンルームロンリーダンサー」という肩書きがつく。
メンバーのコメントでは、長年学校に行かず引きこもりやいじめにあっていた為、お金の計算ができなかったり、1文字書くだけで泣いてしまい字が書けないと言われているが同情をかって愛されている。
本人はアイドルには絶対ならないと主張していたが、大森靖子により「アイドルグループに加入しないか?」と勧誘を受ける。
「こんなにアイドルにならないと頑なになるのは本当はアイドルをやりたいのではないか?」と考えを改め『ZOC』に参加することを決意!
後日、加入するかどうかの話し合いの場で大森に「カレンは何色がいい〜?」と言われ、「あっ私もう入ってるんだ」と思ったと語っているw
好きなものは酒と読書とコビハム(ハムスターのキャラクター)で漫画「三月のライオン」は学生の頃から世界で一番好きな漫画である。
巫まろ(かんなぎ まろ)25歳
2020年3月27日 福田花音から巫まろに名義を変更し『ZOC』に加入、一番新しいメンバーになります。
福田花音 名義で2004年から2015年までハロプロでアイドル活動していて、アイドル経験は一番長い。
ハロプロ内の「スマイレージ」や「アンジュルム」というグループに在籍し、第一線で活躍していましたが、2015年、休学していた大学への復学と、作詞家を目指すためにハロプロを卒業した。
『ZOC』に加入したいきさつや、加入後の彼女の情報はまだない。
東京ディズニーリゾートの大ファンで、メジャーデビュー以降「シンデレラの生まれ変わり」を自称していた。
今のところ彼女は唯一普通の人間で、特に問題はないと思います。
西井万理那(にしいまりな)22歳
高校生1年生の時、秋の文化祭に出演するユニットとして同じクラスメイトと「生ハムと焼うどん」というアイドルを結成!
事務所に所属せず、楽曲、衣装、ブッキングまでセルフプロデュースしライブでは楽曲の合間に寸劇を行うパフォーマンスが特徴。
その後ワンマンライブを成功させたり、テレビなどに出演し人気になったが、相方の母親が運営していて、西井には一切給料を払わず活動させていた為、金銭的にもめて活動休止。
右手の人差し指と親指で輪を作るポーズとがめつい顏のギャグ「チャリーン」を持ちネタとしている。
メンバー曰く「人類の中でこんなに陽気な人見たことない!」やら、「逆に感情がないのかな?」と思われるほどの陽キャで『ZOC』の中ではムードメーカーであり彼女がグループ全体を明るくしている。
前にも述べましたが、『ZOC』が結成されるきっかけは彼女が活動していた「生ハムと焼うどん」が活動休止した事により、宙ぶらりんになった彼女を気にかけていた大森靖子との約束がきっかけです。
香椎かてぃ(かしいかてぃ)21歳
メンバーの中でひときわ異彩を放つのが彼女、第一印象はとにかく目つきが悪い美少女。
がなり声で歌ったり、ハスキーな歌声も彼女の魅力ですが、普通のアイドルでは想像もつかない経歴を持っています。
兄が暴走族でたびたび暴力を振るわれていた彼女、そんな生活に耐え兼ね上京したが、同棲していた元彼氏にも暴力を振るわれ家を出されホームレスに!
そんなホームレス生活の経験もある彼女は悲惨な家庭環境で育ち言葉遣いも汚く、タバコもスパスパ吸っていてヤンキーそのもの………。
藍染カレンと同じく彼女も不登校で、非常に学校の成績が悪くミスidのオーディションに学校で最下位の成績表を持参し選考委員を驚かせた!
しかし彼女には特有の美的センスがあり絵がとてもうまい、メイクも独特で(油性マジックをメイクに使っていたw)とてもアイドルっぽくないが、唯一無二の存在には間違いない。
大森靖子が選考委員を務めるミスidで見事「大森靖子賞」を受賞!
彼女が初めて人に評価された出来事であった。
動画や写真にはよく鼻栓をして写り、素行や口が悪い彼女だが、実に真っすぐな性格をしているエピソードがある。
お金が無くちゃんとした格好ができないので、成人式に行こうとしなかった彼女に、大森靖子が自分の着物を貸して成人式に出席させたそうなのですが。
成人式で、大森靖子の着物を着たままタバコを吸っている写真を投稿!
「人から借りた着物に匂いをつける行為は良くない」と注意された。
すると彼女は次のようにツイートしたのです。
「借りたものでたばこはよくないよね、そういう常識ないとことか自分にクソ呆れる。
いいとこのクリーニングにちゃんと出すから匂いは取れる、周りから色々言われる前にいろんなことちゃんとしなきゃ。あーーあ反省、みんな呆れさせてごめんね教えてくれてありがとう」
このツイートのように自分の非に気づき、ちゃんと感謝のできる素直な性格の持ち主なのです。
仕事には真面目で義理堅い面もあり、素行が悪いのと性格が悪い事、人間性が悪いのとはイコールではないとつくづく思わされました。
そのギャップが彼女の最大の魅力なのでしょう。
戦慄かなの(せんりつかなの)21歳
記事の冒頭でも述べた彼女、フランス人形のような容姿には想像もできない経歴の持ち主。
『ZOC』と実の妹と二人で活動するアイドルグループ「femme fatale」に所属しています。
幼少時から離婚した母により育児放棄され育った彼女は、学校でもいじめられ中学2年生の時、美術室から飛び降り自殺を図る。
その後、高校生で非行にはしりJKビジネスに手を染め逮捕、2年間の少年院生活を送ったそうです。
普通は10ヶ月で出れるそうなのですが、少年院の中でも問題を繰り返し、出院がドンドン引き延ばされ最長の2年に…。(>_<)
少年院の中では長老と呼ばれていたそうですw
少年院の中で唯一の娯楽が読書と勉強だったそうで、2年間のあいだ5000冊の本を読み勉強を重ね、秘書検定、そろばん検定一級、ワープロ検定、漢検準一級、危険物取扱、高卒認定試験(大検)などのすべての資格を取得しました。
少年院の中で初めて、自分と真正面から向き合ってくれる、素晴らしい指導者と出会い、育児放棄にあった彼女は、少年院で人のぬくもりや愛情を感じ更生したそうです。
出院後はその経歴を伏せて、かねてから興味があったアイドル活動をしながら大学に通い法律を学ぶ。
自分のような育児放棄の犠牲になっている子供を支援するNPO法人「bae-ベイ-」を設立し代表理事になり、アイドル以外にも活動を広げています。
少年院に入っていたことをカミングアウトした彼女は、テレビでも取り上げられ話題となりましたが、地下アイドルで低迷。
ミスidに応募して少年院時代の話が面白いと「サバイバル賞」を受賞、大森靖子から「この娘はこのままほっておけない」と才能を買われZOCに誘われたそうです。
彼女も喫煙し、SNSで過激なツイートをし頻繁に炎上していますが、雑誌にコラムを書いて知識人の一面を見せたり、妹想いの姉の一面を見せたりしてアイドル活動以外のファンもついています。
「ファビュラス」という独自の挨拶を持ち、優しい歌声やダンスでファンを魅了しています。
まとめ
こんな個性的でツッコミどころ満載のアイドルグループ、普通は隠す所をあえてさらけ出していくスタイルが、逆に好感が持てるのですかね?(^-^)
僕もアイドルとか芸能人には全く興味はないのですが、彼女達を調べていくうちにどんどん興味が増していきました。
陰ながら応援し、今後どうなるのか見守りたいと思いました。
最後に戦慄かなのさんが言った印象的な言葉を紹介します。
キョトンとした顔で「訳ありなだけで、パフォーマンスはまともなんですよ~」そう言って番組を沸かせていました。ヽ(^o^)丿
ほんとにそうだと思いました! m(_ _)m
『ZOC』のYouTubeチャンネルも最近できました⇩
彼女たちが紆余曲折を経てアイドルになり、やっとたどり着いた曲です。
※現在脱退しているメンバー兎凪さやかが出演していて、最近加入した巫まろは出演していません。
おすすめの記事です!
最後までこの記事を読んで頂き ありがとうございます!
ならねーーーー!!!ヽ(^o^)ノ